デモンストレーションが開催されるメインステージ脇に
準備したアレンジメントの土台を運びこむと
各国のものが勢揃いし、
デザイナーやプレスの方々も増えてきて
だんだんドキドキがはじまり、
ちょっと心配になってきました。
それを察知したのか?
イギリスのFusion Flowersという雑誌を発行、編集している
Alisonが寄ってきて、
「ぐるぐる回るステージの上で、自分の前に来たら必ず笑う様に!」
「どうせここまで来てしまったのだから、緊張しているのはもったいない!」
「貴重なメインステージに立てるのだから、それを楽しまないと!」
と言われて、目が覚めた感じでした。
Alisonとは、2009年にFlora Australiasというイベントがシドニーで開催された際に初めて会い、
その後も各地のイベントで顔を合わせていました。
考えてみれば、その2009年のシドニーは、本当に一人で参加し
タイムリミットのあるコンテストに
2作品を展示するという大事業だったので、
それを乗り越えて今があると思い、
Alisonの言葉を信じて臨みました。
メインステージはこんな構造になっていて
ぐるぐる回るので、裏側もすべて見えてしまいます。
一つ目の作品。
台がヨーロッパ仕様で、一番上には手が届かず、
一度下に下ろしての作業となりました。
そこに追い打ちをかけてグレゴ先生が英語で話しかけてきます。
主にオーストラリアの話。
グレゴ先生と初めてあったのもオーストラリアでした。
2つめの作品。
アマリリスがなかなか咲かず、気をもみましたが
直前にかなり開いてくれました。
周りの様子を見たいけれど
なかなかそこまでは余裕がありません(汗)。
制作中、MCでもあるグレゴ先生に英語で話しかけられる上に
写真もビシバシ撮られるわで大忙し。
一方、久保数政先生は余裕。
とっとと2作品を終え
グレゴ先生や
ほかのデモンストレーターとお話しされてました。
当然の事ながら、余裕〜〜〜が違います。
そして、約束通りAlisonの前にステージが回った際に
この写真を撮っていただきました!!!
とてもとても気に入っている、大切な一枚です。