ウエブサイトのリニューアルを機に、
今まで以上に
オーストラリアプリザーブドフラワーの花材の紹介を
していきたいと思います。
ちょうど昨年末に大量に入荷したサゴから
スタートしたいと思います。
上の写真にあるように、
サゴは、10本前後の株のような形になって、
点在して生えています。
それを採集して、
農場内にある工場で特殊加工、
上の写真は、加工後に干しているところです。
今年は、雨期にたくさんの雨がふり
コンディションの良いサゴが大量に採れました。
「今年は、数年来で一番いい感じだよ〜」
と農場のご夫妻が送ってくれた写真です。
そして、昨年の11月に私が農場へ行ったときには、
もう、こんな風に着色もされて、
出荷を待つばかりの状態になっていました。
オーストラリアプリザーブフラワー協会(APA)の
オーストラリアプリザーブドフラワーは、
天然そのものの色と、着色したものの両方がありますが、
自然を大切にしている農場の意志で、
着色には食品添加物を使用しています。
染料に食品添加物を使うことで、
廃液が自然破壊につながることが無いということなのです。
なので、「ビシッ!」と色が染まらず
ムラになってしまう部分もありますが、
ご了承いただければと思います。
そして、サゴの写真と一緒に送られてきたのが
この「スパイダーオーキッド」の写真。
私とパースツアーでご一緒したことがある方々はご存知だと思いますが
パースでもなかなかこういったらん(オーキッド)は見ることが出来ません。
農場のご夫妻も、自分たちの敷地に咲くワイルドフラワーと
このオーキッドは遠いものだと思っていたようでしたが
2013年に私が農場に滞在中にオーキッドウォッチングに一緒に行き、
そこでスイッチが入ってしまったらしく
「うちの農場にもオーキッドが咲いてたよ〜」
というのを知らせてくれたのでした。
なにしろ果てしなく広い敷地の農場なので
咲いていてもおかしくないとは思っていましたが
今までは、目に入っていなかったようです。
と、いうことで、
今後は、農場でもスパイダーオーキッドを見られるようになりました。
今年は、是非パースツアーを復活させたいと思っているので
その際は、スパイダーオーキッドも含めてお楽しみに!